9月は歩&カミさんのバースデー!!
おかげさまで歩は8歳になりました。
歩と8年も付き合ってんだなぁって考えると不思議な感じです。
からの・・・歩の誕生日の翌日に、小学校で2回目の運動会がありました。
最近ブログご無沙汰だったので、運動会ネタは早くアップしようと思ってたんです。ところが、運動会であまりに衝撃を受けまして、それをどう表現していいものやら悩まされました。
申し訳ない気持ち?いや、感動?
いや・・・・この感情はなんだ?
な~んて、久々に考えさせられまして。
この記事をアップするに当たりシンプルに自分の感情と向き合い、そこに当てはまる言葉を捜した結果、自分のボキャブラリーから見つかった言葉は
『尊敬』
でした。
歩、すげーな!と。
運動会といえば、当ブログをご覧の歩サポーターである皆様はご存知のとおり1年でもっとも困難な行事(笑)。
保育園時代より、走力の差が明白に出てしまう徒競走では、毎度のようにコースの半分過ぎからは周囲についていけず独りぼっちで涙ぐみながらゴールを目指すという状態。昨年、小学校で最初の運動会は、一緒に走った中に気まぐれboy(歩を気にして途中で待ってくれた感じ)がいて独りぼっちではなかったものの、最後は涙涙のゴール。
もちろん、ここまで過度に大きなストレスが運動会当日だけで済むはずもなく、毎年、運動会が近づくとナーバスになるのは保育園時代から。昨年は毎日のように学校で調子が悪くなって保健室へ行くというパターンが続いていましたし、今年は、保健室に行く事こそなかったようですが、夏休み中はなかった爪を噛む癖が2学期早々に再発していました。
毎回、運動会を迎えるたびにいろんな葛藤があり、担任の先生方はじめ、周囲のいろんな方に支えられ、励まされながら乗り越えてこれました。
と、昨年までは思ってました。
でも、今回の運動会を終え、自分の中に残った感情は、『 今年も乗り越えた』ではありませんでした。
たとえば演技が終わって”入退場門に駆け足で移動”なんて、運動会ではよくあるシーン。他の子は思い思いにその競技の勝ち負けだったり、自分の演技が上手くできたかどうか、なんて考えながら小走りで退場します。
でも、歩は違ったんです。
他の子の小走りは、歩にとっては全力疾走でもついていけないスピード。顔を真っ赤にして腕をふって一生懸命走ってついていこうとしますが、どんどん遅れをとり、後ろから来る子に巻き込まれ、接触して転びそうになりながらグラウンドを出ていくんです。
集合、退場、移動。
種目だけじゃない何気ない一つ一つの行動に、他の子と自分の差を突きつけられる。それが歩にとっての運動会なんだと思い知らされました。
そして、そんな状況でありながら、運動会の練習のことや学校であったことを楽しそうに話してくれていた歩。本当は辛いことがもっともっとあっただろうに、それでも学校を楽しんで親にも色んな話ができる歩が、とても誇らしくなりました。
もう、本気で尊敬です。
俺の娘はスゴイな!と。
そんな歩リスペクト! の感情が巻き起こった2014年の運動会の様子
学年の演技。先生の配慮もあったのか、フォーメーションが変わる時の移動が少なく、本人も楽しそうにやっていました。
学年別の対抗種目。
他の子と同じく1/4の役割を歩が果たせるのか?ペースが速くなった時に危なくないのか?などなど、担任の先生に色々気にして頂きました。練習時にチームの4人で話し合い、『歩ちゃんに合わせて進もう』という結論になったとか。さらに先生が1人並走してくださりました。
そして、徒競争。
案の定、途中からは1人旅状態でした(笑)
本人の希望で装具ではなく、予備として持っているasicsのスニーカーで走りました。
その日の夜。家族でしゃぶしゃぶ打ち上げ。
今回の運動会を迎えるにあたり
『そこまで嫌がる徒競走を無理にやらせる必要があるのか?』
というお題が出てきました。
この件に関しては歩をサポートしていただいている周囲の方にも色々アドバイスを頂きましたが、自分としては、親の意向で何かを回避させることは、歩にとってプラスにはならないと考えていますので、
・できる限り他の子と同じメニューにチャレンジしてほしい
・明らかに危険だったり、他の子に大きな迷惑になると先生が判断された場合はそれに従い、歩に与えられたポジションを楽しめるように応援する
というスタンスをカミさんと再確認しました。
日々の支えとなり、本当に深刻な局面では逃げ場として安心して甘えられる場所。そして、落ち着いたら再びチャレンジする勇気を与えられる場所。そんな我が家にしたいなぁと、この運動会を終えて強く感じています。
↑多少、自分の父親の受け売りかも(笑)
最後になりましたが、日頃より三浦家を見守ってくださっている方々にあらためて感謝を申し上げますm(_ _)m
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